JALで教わった人生で大切なこと / 真光 智美

2021/04/26
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感想

JALの経営再建のために会長に就任したのが稲盛和夫さんなので仕方がないことだが、以前に読んだ稲盛さんの書籍と似たような内容だった。

新型コロナウイルスの影響で経営が危ぶまれている今、JALが再び倒産してしまうことのないようにするためには、この書籍に書かれているようなことが大切だと思う。

JALの経営破綻と再建

2010年1月にJALは倒産、経営再建のために稲盛和夫さんが無給での会長に就任した。稲盛さんは、プライドが高く官僚的であった社員の意識を改革することから始めていった。

JALが再建できたのは、債権放棄や公的資金の投入によるところが大きいが、社員の意識と行動が変わったことも要因である。

お客様の利益優先

営業はおしゃべりが上手で社交的な人でなければできないと思い込んでいる人が多いが、決してそんなことはない。

トップセールスマンに共通しているのは「お客様の利益優先」という考えである。といっても、自分や自分の会社が犠牲になったり不利益になってもよいという意味ではない。自分が儲かることだけを考えるのではなく、まず先にお客様の利益に貢献したいと考えることである。

営業に必要な4つのスキル

  • 傾聴力
  • 共感力
  • 想像力
  • 行動力

VUCA(ブカ、ブーカ)

今、VUCA時代と言われている。

  • Volatility:変動性
  • Uncertainty:不確実性
  • Complexity:複雑性
  • Ambiguity:曖昧さ

先の見通しが立たず、これが唯一の方法と言えるものがなく、何が起こるかわからない時代だからである。その最たるものが新型コロナウイルスである。

この時代を生きるには、臨機応変で柔軟な思考、新しい発想、変化への対応が求められる。

ネガティブな言葉や表現を置き換える

普段使う言葉や表現に気をつけることが大切である。相手に感じるネガティブな気持ちを、頭の中で違う言葉や表現に置き換えてしまうことで良い関係を築くことができる。

迷ってばかりで決められない相手に対して「優柔不断」という言葉を使わずに「とても慎重な人」と置き換える。
「気まぐれな人」は「豊かな発想の持ち主」と置き換える。

聞き上手になる

コミュニケーション上達のコツは、話上手ではなく聞き上手になることである。

何を話そうか考えれば考えるほど、そのことで頭がいっぱいになり相手の話しが頭に入らなくなってしまう。何を話そうと考える前に、まず相手の話に耳を傾けることが大事である。

目先の利益よりも信頼関係

営業が成果を焦るあまり目先の利益だけを追求してしまうと、その時売れたとしても次も売れるという確証はない。

「おたくの会社は信用できるから」「あなたから勧められたから」という、お客様からの信頼を得ることを目指さなければならない。

「自分軸」と「利他の心」

「自分軸」と「利他の心」を同時に持つことが大事である。

自分の考えや価値観で物事を判断して行動することは大事であるが、自分も他人も幸せ「世のため人のため」という心を併せ持つことで、自分らしい生き方ができ、まわりのことに寛容になれるのである。

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