教養として学んでおきたい落語 / 堀井 憲一郎

2020/07/12
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70点

感想

とぼけた感じの話口調で書かれているのが、読んでいて楽しかった。
深いことは考えずに気軽に落語を聞きましょう、という内容だった。

個人的には、6代目三遊亭円楽さんと三遊亭歌武蔵さんの落語が好きなので、今後も聞いていきたい。

人情噺とは

落語は大きく2つに分けられる。
笑える「滑稽噺」と泣ける「人情噺」である。

「人情噺」といってもすべてが泣ける話ではない。では「人情噺」と呼ばれる落語の共通点は何かを考えてみると、答えはひとつしか浮かばない。

それは「話が長いこと」である。

真打に昇進するための条件

落語家の身分には「前座」「二ツ目」「真打」の3つがある。いまのシステムでは、二ツ目になってから10年ほどで順番に真打に昇進できるようになっている。
かつては、名前で客を集めることができる実力者しか真打に昇進することはできなかったため、真打になれずに芸人生涯を終える者もいた。

真打と二ツ目の大きな違いは、以下の2点である。
「弟子を取ることができる」
「寄席の興行主任になれる」

落語は癒されるもの

落語にはすごく癒しの力があって「心が折れそうなとき」「世の中が嫌になったとき」「人生に疲れたとき」などに聞くとかなり癒される。

ただし、話の内容は関係ない。
誰かが自分に向かって話をしてくれているということが大事であり、ネタよりも演者が大事である。

落語はDVDよりもCDで聞くべき

CDなど音声のみで落語を聞くと、映像がないので「音だけで想像して聞くしかない」という覚悟が聞き手にできる。すると、できるだけ話し手に近づいていこうとする。寄席で座っているときと同じ態度である。

一方、DVDなどの映像になると、聞き手が油断をしてしまう。そして、眠くなって寝てしまう。よって、DVDで落語を見ることはオススメしない。

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