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不滅 元巨人軍マネージャー回顧録 / 長谷川 晶一

2020/07/12
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コツコツ努力をしていれば誰かが見ていてくれる、というのを現実にしたような話。 菊池氏が退職する頃の話や、マネージャーとなってから「自分は元選手ではないから選手は言うことを聞いてくれないのではいか」と悩むところなど、共感できる点が多かった。

あらすじ

川上、長島、藤田、王、原と監督が変わっていく中、裏方として働き続けた男の話。 岩手の高校を出て「玉澤」というスポーツ用品メーカーに就職した菊池幸男は巨人の専属担当となった。

彼は商品の売り込みだけでなく、靴磨き、球拾い、駅や空港への送り迎え、など本来の仕事以外もこなし、毎日深夜まで働いた。もちろん残業代など出ないが、スター選手と仕事ができるという充実感があった。彼の営業成績は会社でもトップだったが「お前はどこの会社の人間だ?巨人か?」などと揶揄されることもあった。やがて玉澤の経営が悪化し、給与の遅配が発生した。

菊池は再建案を社長に提出するが却下され、退職を決意する。社長に辞表を提出すると「君は経費がたくさんかかっていたから助かる」と言われ、ひどく傷つく。その後、巨人に用具係として誘われ就職、94年からはマネージャーとなった。

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